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2007年04月08日
いわゆる「A級戦犯」 第4回
前回から年を越してしまいましたね。お待たせしました、4回目です。前回は「東京裁判」についての話でした。今回はその「東京裁判」で判事としての職務についていた、インド人のパール判事について解説していきます。
「東京裁判」には11人の判事がいましたが、その中で唯一の国際法学者がインド代表判事、ラダ・ビノード・パール博士でした。また、パール判事は自らの判決文の中で「全員無罪」を主張したのです。それはなぜでしょうか?
■■■「東京裁判」について■■■
パール判事は、自らの判決書で「東京裁判」のことをこう評しました。
「勝者によって今日与えられた犯罪の定義に従っていわゆる裁判を行うことは、敗戦者を即時殺戮した昔と、われわれの時代との間に横たわるところの、数世紀にわたる文明を抹殺するものである。」
日本でもそうですが、戦国時代やそれ以前の歴史の中では、戦で勝った者が負けた者を一方的に裁いていました。しかし、長い年月の流れの中で、そういった裁きは野蛮な行為であり法の下に人は平等に裁かれなければならないという考えが浸透し、そういう文明を築き上げてきたはずなのに、「東京裁判」はその文明を逆行したものになっている。というパール判事の訴えです。
■■■何故「全員無罪」なのか?■■■
パール判事は日本が好きだったからでしょうか?被告人に同情でもしたのでしょうか?パール氏の信念は次のようなものでした。
「私は正しき法を適用したに過ぎない。何の法的根拠も無く勝者が敗者を裁く蛮行を見逃すことはできない。この"裁判"の一番の被害者は"法の真理"である。」
第5回へつづく・・・
□いわゆる「A級戦犯」 第5回
■いわゆる「A級戦犯」 第4回
□いわゆる「A級戦犯」 第3回
□いわゆる「A級戦犯」 第2回
□いわゆる「A級戦犯」 第1回
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いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL
小林 よしのり
投稿者 zunichi : 2007年04月08日 22:56
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