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2008年12月16日
【心】不安はどこからくるのか?
『不安』という気持ちは大なり小なり誰にでもあるはずです。不安を抱えていること自体は何の問題も無いし、そのことに引け目を感じる必要もない。『不安』があるからこそ、人はそれを打ち消そうとして頑張ったりする。「大地震が来るかもしれない」という不安が「地震に対する備え」という行動に結びつくと思います。不安を全く感じないことほど『不安』なことはない(笑)。
しかしながら、どんな気持ちでも過剰になってしまえば問題です。『不安』も過剰になれば精神的な病気も含め様々な弊害がでてきてしまいます。不安が不安をよび、まさに負の連鎖になることでしょう。
そもそも『不安』とはどこからくるのか?それを今回は考えてみたいと思います。では、まず書籍「自分に気づく心理学 著者:加藤諦三」より、心の不安はどこからくるのか?について書かれている部分を引用・紹介します。
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●心の不安はどこからくるのか
安心感というのはどこからでてくるのであろうか。ひとつには他人に干渉されることのない自分の世界を持つところからうまれてくるのであろう。
<中略>
人は誰からものぞかれない自分だけの世界を持てた時、安心感を得る。その基礎的な安心感があってはじめて、人間の機能も十分に働くのではなかろうか。
そのような安心感があって仕事や勉強に対する集中力もでてくる。人は不安であったら、我を忘れて集中することはできない。集中と自閉とは違う。不安だから自閉的になる。自閉的になることで不安から自分を守ろうとしているのである。逆に人は不安でないから集中できる。
神経症的な人間が不安に悩まされているのは、自信のない自分の内面の世界を相手にのぞかれてしまうような気がするからである。そしてそのように不安だからこそ、自分の重要性を相手に示そうとする。
自分の重要性を相手に誇示することで、内面をのぞかれる不安から立ち直ろうとしているのである。べつの表現をすれば、自分の重要性を相手に誇示しようと努めるのは、相手に対する言い訳を必死でしているようなものである。
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上に紹介した例は、『不安』がうまれる一つのプロセスに過ぎません。その他の例については今後紹介したいと思います。
私なりの解釈で説明しますと、「素の自分」なり「自然な自分」なりを出せないような環境や状況にいることが『不安』をうむ一つの要素になるということだと思います。
何故、素の自分を出せないのか?と言えば、自分の内面の自信のない部分(言い換えれば弱点)を出すことで、他人からそういう部分を攻撃されるのでは?或いは嫌われてしまうのでは?という気持ちを抱く。つまりそういう『不安』を抱く訳です。だから自分をよく見せようとする。しかしそれは隠している内面がいつかばれるんではないんだろうか?という『不安』を常に抱くということでもある訳です。
まだまだ長くなりそうなので続きはまた明日以降にします。
--- [ 参考書籍 ] ---
自分に気づく心理学―幸せになれる人・なれない人 (PHP文庫)
加藤 諦三
投稿者 zunichi : 2008年12月16日 01:37
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