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2009年02月17日

【心】要求がましい大人とは?

Category:[ 精神と心 ]

誰の身の回りにも、自分にとって不満に感じる人はいると思います。しかし、そういう人を『無視』できる人と『からんで』いってしまう人がいます。「ほっとけばいいのに・・・」と思っても、からんでいってしまう人にはそれができないようです。

これはいったいどういうことなのか?何故、「無視」したり「ほっておく」ということができないか?今回はそういう人について書いてみます。では、前回と同じくこのことについての説明を書籍「自分に気づく心理学 著者:加藤諦三」より引用・紹介します。


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●幼児性を残した大人は要求がましい

<前略>

不満な人間がそばにいると気になるが、これはつとめて無視することである。つまり、その不満な人間は「そこにいるがゆえに」不満なわけでなく、どこにいたって不満なのである。

ただ問題は、こちらにも幼児性がそのまま残っていると、そこにいる不満な大人を無視できないということである。

つまり幼児性をそのまま残している大人は、近くにいる人にどうしても気持ちがからんでいってしまうのである。それは、幼児性を残しているということは、一人でいることができないということである以上、仕方のないことである。

情緒未成熟な大人は近くにいる人をほっておけない。どうしても気持ちがからんでいく。余計なお世話をする。干渉していかざるを得ない。親切とか心配とかいうことを口実として、近くの人に干渉していく。

<中略>

情緒的に未成熟な大人は、近くの人を気にいったり、嫌ったり、好きになったり、面白くないと反発したり、好意を持ったり、敵意を持ったりする。「ほっておく」ということがどうしてもできない。

<中略>

従って、自分の気持ちがそのようにして近くの他人にからんでいってしまう人は、まず自らの幼児性を反省することである。それを反省しないで、親切だとか、そういうことは冷たいとか、友情だとか、愛情だとか、いろいろの言葉を使って、自分の気持ちが相手にからんでいくことを正当化すると、いつになっても心理的に成長することはできない。自分の気持ちが相手にからんでいってしまうことを「思いやり」というような言葉で正当化していると、いつになっても思いやりのある人間にはならない。

思いやりを持つためにはまず相手を理解しなければならないであろう。しかし自分の気持ちが相手にからんでいく時は、決して相手を理解しようというのではなく、自分の思うように相手の気持ちを支配しようということにしかすぎない。

たとえば、幼児性を残した大人は、こんな時、相手の「ほっといてくれ」という気持ちを許さない。自我の確立した大人にしてみればべたべたとからんでこられることはたまらない。

そこで、こんな時、「ほっといてくれ」という気持ちになる。しかしこれを理解しない。そんな態度にでもでれば、こんなに心配してあげているのに、と、恩着せがましい態度になる。そして余計にしつこくからんでくるようになる。

<中略>

からんでいく人は、嫌いでも好きでもないというように、自分の気持ちを相手から切りはなしておくことができない。どうしても近くにくると、憎んだり、気にいったりというようになってしまう。

大人の条件というのは、このようにネバネバと相手にからむことなしに、付き合えるということである。従って好きになった人は、まさに好きになった人なのである。心の底で憎みながら、意識のうえで好きになっているなどということはない。

<中略>

とにかく幼児性を残したままの大人の人間関係というものはさわやかなものにならない。だから自分の周辺の人間関係が、さわやかで快適なものでないならば、まず自分の心の中の幼児性を認めることである。

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自分が人に何かを要求するときに「要求したいから・すべきだから、要求しているのか?」それとも、「からんでいたいから要求しているのか?」どっちなのか、一度考えてみたいと思います。

あなたはどうですか?

--- [ 参考書籍 ] ---
自分に気づく心理学―幸せになれる人・なれない人 (PHP文庫)
加藤 諦三
4569574009




投稿者 zunichi : 2009年02月17日 01:50



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コメント

なかなかおもしろい。

投稿者 kochin_virus : 2009年02月18日 01:10

>kochin_virusさん

(o ̄ー ̄o) ムフフ。どうもありがとう。

投稿者 zunichi : 2009年02月18日 23:28



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