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2009年07月09日
「経済」の語源
「経済(けいざい)」という言葉は近代になってから、「エコノミー(Economy)」を訳して作られた言葉です。訳したのは、西 周(にし あまね)という啓蒙家(文政12年2月3日~明治30年1月31日、西暦1829年3月7日~1897年1月31日)。その他にも、「哲学」「芸術」「理性」「科学」「技術」などの多くの哲学・科学関係の訳語を作られたようです。
「エコノミー(Economy)」の語源は古代ギリシア語の「オイコス(oikos)」と「ノモス(nomos)」の合成語で、「オイコス」とは「家」、「ノモス」とは「法」という意味があります。
ここで評論家・西部邁先生の解説を引用させて頂きます。
エコノミーとは「家(オイコス)の法(ノモス)」のことである。それゆえ、家の規模が国家にまで拡大したとなると、世を「経(たす)」け民を「済(すく)」うもの、つまり西周(にしあまね)の訳語による経済は正に正鵠(せいこく)を得ている。・・・(略)
※西村幸祐責任編集
激論ムック「世界を愛した日本」
2009年6月8日発行
二十一世紀からの思索―第8回
言葉が国力の源 評論家・西部邁 より
このように「経済」の語源には意外な意味があるんだということを最近知りました。「経済」というと、効率を追求し、利益を追求し、いかに儲けるかを追求する活動というのが現代の価値観での一般的な解釈だと思いますが、本来はそういう意味ではなかったということです。
現代の「経済」や「経済学」に足りないものこそ、「世をたすけ、民をすくう」という考え、価値観ではないでしょうか。
現代の「エコノミー」は、「世を腐らせ、民を狂わすもの」となっており、「腐狂(ふきょう)」になるのもある意味当然なのかもしれません。。。
--- ★参考書籍★ ---
世界を愛した日本―勇気と誇りを与えてくれる、私たちの近現代史(OAK MOOK 284 撃論ムック)
西村幸祐 
投稿者 zunichi : 2009年07月09日 22:58
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