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2009年08月10日

公開情報から見るNHK ~放送番組審議会は「JAPANデビュー」をどう評価したか?!~ 【平成21年5月分】

Category:[ NHK問題 ]

以前、【平成21年4月分】のNHK放送番組審議会での「JAPANデビューの話題を取り上げましたが、今回は5月分になります。公開情報から「JAPANデビュー」に関する部分のみを抜粋して紹介します。

NHK経営情報HPより
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【NHK中央放送番組審議会】
■平成21年5月18日(月)
■出席委員 計15名

<放送番組一般について>
○4月5日(日)のNHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回「アジアの“一等国”」について政治家からいささか注文がついたように報道されていた。当初の放送は、仕事をしながら見ていたので、あまりよく記憶していないため、もう一度見てみたいと思うが、再放送は予定されていないようだ。こういう番組はしつこく、BSなどでも放送すべきではないか。圧力というか、そういう影響があるのだとすれば好ましくないと思う。

(NHK側)
「NHKスペシャル」は、原則として定時の再放送枠を総合テレビ深夜に設けている。NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回「アジアの“一等国”」も、本放送後、その枠ですでに再放送済みである。特に何かがあったからどうこうというようなことは一切ない。シリーズものなので、例えば何本かまとめて見ていただけるような集中編成を今後検討していくことはあるかと思う。

○NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回「アジアの“一等国”」について、政治家の方からいろいろと声があがってきたということは私も承知しており、関連してお聞きしたい。政策や歴史観などにかかわる番組を作る場合に、視聴者、各界からいろいろなリアクションが想定される。想定して対応を考えながら作るというわけではないが、我々新聞社も、いろいろ企画を立てて取材し掲載する場合にはできるだけ多角的に検討しようということでチームを組んで取り組む。NHKの場合は報道局、制作局などの連携はあるのか。どういう形でどういう方向で番組を作っているのか。

(NHK側)
さまざまな番組があるので、一概には言えないが、例えば「NHKスペシャル」の場合は、基本的にプロジェクトチームという形でさまざまな関係部局からメンバーが集まり体制を組んで、何年か前から準備を進める。番組によってさまざまだが、きわめて専門的な内容の定時番組でその分野の人たちが継続的に担当するような番組を除き、通常の特殊番組や「NHKスペシャル」などは、特定の人間が単独で作るということはほとんどない。特に歴史などのテーマを扱ったものは、あらゆる立場から事実関係を綿密に調べながら進めていく。「JAPANデビュー」も同様である。
ちなみに第1回「アジアの“一等国”」について、いろいろな歴史観はあると思うが、150年の歴史を振り返りながら未来をひらくためのヒントを探るということが「JAPANデビュー」の趣旨としてある。歴史の番組は、多様な意見がある場合に全部組み合わせてやっていくということはほとんど不可能で、量的な多寡は生まれてくる。ただ、事実を積み上げていくという立場を崩さずに取り組んでいくことが大切だ。そういった意味で、今回もさまざまな資料も含めて事実の積み重ねの中で作られているし、巷間言われているが、インタビューの中身も良いところだけを取ったというようなことは一切ない。いくつか抗議は来ているが、きちんと説明しながら誠実に対応していく考えである。
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【NHK北海道地方放送番組審議会】
■平成21年5月20日(水)
■出席委員 計8名

<放送番組一般について>
○5月3日(日)のNHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第2回「天皇と憲法」は、戦後、憲法が全面的に変わったわけではなく、むしろ一部手を加えただけのような形で変化が起きたという見方を紹介していた。憲法全体を見渡す目も紹介しており、いい番組だった。
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【NHK東北地方放送番組審議会】
■平成21年5月21日(木)
■出席委員 計11名

<放送番組一般について>
○4月5日(日)のNHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回「アジアの“一等国”」(総合 後9:00~10:13)は、歴史を振り返り未来を築こうという切り口に共感した。しかし、出演者の発言が意図的に編集されたり、誘導尋問のようなインタビューが行われたのではないかとインターネット上で取り上げられている。また、中国と台湾の関係は非常にデリケートで、さまざまな見方があり、今回の騒動はとても残念だが批判や疑惑については、きちんと答えるべきではないか。
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【NHK関東甲信越地方放送番組審議会】
■平成21年5月15日(金)
■出席委員 計11名

<放送番組一般について>
○5月3日(日)のNHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第2回「天皇と憲法」(総合 後9:00~10:13)は、大日本帝国憲法が制定された経緯と政党政治の絡みがよく説明されており、いい番組だった。
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【NHK中部地方放送番組審議会】
■平成21年5月15日(金)
■出席委員 計13名

<放送番組一般について>
○5月3日(日)のNHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第2回「天皇と憲法」(総合 後9:00~10:13)は、評論家の立花隆さんら論客の見解を交えながら、憲法に関わる膨大な資料の分析・検証を通して、大日本帝国憲法の制定過程から崩壊までの経緯を詳しく丁寧に伝えており、たいへん見応えがあった。第3回以降もぜひ見たいと思う。

○NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第2回「天皇と憲法」では、天皇機関説をめぐる論争など、これまで詳しく知らなかった事実を学ぶことができた。天皇と国家のあり方を考えるうえでたいへん有意義だった。
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【NHK近畿地方放送番組審議会】
■平成21年5月20日(木)
■出席委員 計9名

<放送番組一般について>
○4月5日(日)のNHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回「アジアの“一等国”」(総合 後9:00~10:13)は、放送後にマスコミや評論家などからさまざまな批判が出たと聞く。それを踏まえてこの番組を見直すと、やはり多少の違和感を持った。NHKとしてはどのような見解を示しているのか。

(NHK側)
NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回「アジアの“一等国”」の内容の一部が偏っていると外部から抗議を受けたことについて、4月22日(水)に放送総局長が記者会見で「番組は開国150年というタイムスケジュールの中で欧米列強を手本に近代化を進める日本の姿を描いた。一つの番組の中だけですべての要素を平等に伝えるとストーリーが成り立たない面があるし、クリアに伝えられない。多角的な放送かどうかは放送全体で考えるべき。台湾総督府に残された膨大な資料を読み解きながら取材を進め、インタビューについても恣意的な編集をしたことは一切ないと聞いている。そういう考え方について理解を得ながら番組を伝えていきたい」と述べた。また、5月14日(木)に会長が記者会見で「番組を見たが、当時の日本が台湾で行った良いところをいくつも取り上げていたし個人的には内容が一方的だったとは感じなかった。インタビューを偏って編集した事実はなく、2万6000冊の文献や現地の人たちの証言を踏まえて事実に沿って制作したと担当者から報告を受けている」と述べた。これらがNHKの見解と言える。
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【NHK中国地方放送番組審議会】
■平成21年5月21日(木)
■出席委員 計10名

<放送番組一般について>
○5月3日(日)のNHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第2回「天皇と憲法」は、憲法記念日の日にふさわしい番組だった。天皇と憲法との関係から、日本の憲法が日本史に及ぼした影響を解き明かしており、わたし自身憲法をわかっていたつもりだったが、本質を理解できていないことを思い知らされた。憲法を誰がどんな思いで作ったのか、憲法の意味がどうやってすり替えられ、戦争へと突入していったのか。さらに今の憲法でどのように修正されたのか、大きな流れを描くことで、わたしたちは、何が正しいのかという判断力を常に見失ってはいけないということを痛切に感じさせてくれた。たんたんとしたナレーションによる進行もよかった。
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【NHK四国地方放送番組審議会】
■平成21年5月18日(月)
■出席委員 計11名

※JAPANデビューに関する意見の記載無し
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【NHK九州地方放送番組審議会】
■平成21年5月21日(木)
■出席委員 計7名

※JAPANデビューに関する意見の記載無し
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以上です。前回に引き続き、第1回の「アジアの“一等国”」に関する意見や第2回の「天皇と憲法」に対する感想が出ました。第2回の「天皇と憲法」は私も見ましたが、番組の編成や時系列の扱いなどがもの凄く大雑把で、「歴史に対する見解」以前に酷い内容の番組だと思いました。多少なりとも歴史知識を持っている人間が見れば「ごちゃごちゃすぎてわけが分からん」という内容だと思うのですが、NHKの放送番組審議会の方々は「良い番組」という評価ばかり・・・。唖然とします。

きっとそういう人は基礎知識も何も知らなかった人なんだろうと思います。NHK番組審議会の審議委員がこの程度の人たちなのですから、今の日本が何かおかしいのも「当たり前」なのでしょう。




投稿者 zunichi : 2009年08月10日 01:52



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