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2010年02月04日

何故「日本歴史」を学ぶ必要があるのか? - 大川周明「歴史」への誘い -

Category:[ 日本の歴史 ]

そもそも「歴史」を学ぶことの意義や意味ということについて、誰かに教えてもらったり、自ら見出しているという人は少ないと思います。私自身、歴史を学ぶことはそもそも好きなことではありましたが、それ以上の意義や意味を見出していたわけではありません。

そこで今回は、日本文化チャンネル桜の高森明勅先生のコラムコーナー「高森アイズ」にて、平成二十年三月二十七日に放送された内容を動画と共に紹介し、「歴史」を学ぶということはどういうことなのか?ということを知ることで更に歴史への関心を深めたいと思います。

日本文化チャンネル桜
【高森アイズ】大川周明「歴史」への誘い
2008年3月27日放送分(動画1/2: 6分37秒、2/2:6分27秒)
1/2
http://www.youtube.com/watch?v=SWkATsUJRU8
http://www.youtube.com/watch?v=58usbUeN_Uc
2/2
http://www.youtube.com/watch?v=LncLMoTfvq8
http://www.youtube.com/watch?v=yr572zBfcf8
※2010年03月11日、動画リンクURL修正


◎大川周明(おおかわ しゅうめい)とは?
・法学博士、思想家
・明治十九年(1886)~昭和三十二年(1957)
・民間人として唯一、いわゆる「A級戦犯」に起訴されたが精神異常で免訴となった(正式な病名は脳梅毒)。


◎【論点1】何故「日本歴史」を学ぶ必要があるのか?

大川周明
「吾らは永遠より永遠にわたる日本的生命の一断面である」

「意識すると否とにかかわらず、吾らは国民総体としてもはたまた個々の日本人としても、実に日本歴史の全体を宿してこの世に立っている」

今日の日本を知らずして、明日の日本を察し難きがごとく、過去の日本を知らずしては、今日の日本を知るべくもない

「吾らが現に生きつつある国家、ならびに吾ら自身を正しく把握するためには、必ず国史を学ばねばならぬ」


◎【論点2】国家の立て直しのためにも国史を学ぶ必要がある


大川周明
「いかなる世、いかなる国といはず、改造または革新の必要は、国民的生命の衰弱・頽廃から生まれる」

「生命の衰弱・頽廃は、善なるものの力弱り、悪なるものの横行跋扈することによる」

「国民的生命のうちに潜む善なるもの・高貴なるもの・堅実なるものを認識し、これを復興せしむることによって、現に横行しつつある邪悪を打倒しなければならぬ」

(改造または革新とは)「自国の善を以って自国の悪を討つこと

「他国の善なるがごとく見ゆるものをかり来たりて、自国の悪に代ゆることであってはならぬ」

「せいぜい成功しても木に竹をつぐにとどまり、決して樹木本来の生命を更新するのではなく、これを別個の竹たらしむるに終る」

「建設の原理は、断じて他国に求むべきにあらず、じつに吾がうちに求めねばならぬ」

「吾がうちに求むべき建設の原理は、ただ自国の歴史を学ぶことによってのみ、これを把握することができる。いま改造の必要に当面しつつある時代において、吾らはいよいよ国史研究の重要を痛感する所以である」


◎【論点3】国運と国史研究は盛衰をともにする

大川周明
「史学の消長と国家の盛衰とが、常に相伴ひ来れる」

(日本書紀編纂の意義について)
「日本書紀が特に国号を冠したるは、ひとり国民をして建国の由来・精神を知らしむるのみならず、外国に対してまた国体の尊厳を宣揚するの目的を以って編修せられしものなるが故である」

「当時の支那は唐朝の盛時であり、吾国が盛んにその文物制度を取入れたる先進国である。その先進国に対して、吾が日本の荘厳なる国体を明示するために日本書紀を編修したることは、日本精神の不羈独立を立証してあまりあるものである」

「後醍醐天皇の建武中興は、たとい回天の偉業中道にして挫折したとは言え、まがふべくもなき日本精神の勃興なるがゆえに、北畠親房の『神皇正統記』が生まれた」

「まことに神皇正統記は、前に遠く建国創業を望み、後に遥かに明治維新を呼ぶところの国史の中軸にして、この書一たび出でて大義名分の存するところ、煥乎として明らかになった」

「徳川氏は皇室を宗教的に尊崇したが、全く政治的権力を奪ひ去った。それは言ふまでもなく日本の国体より言へば変則の政治である。しかるに徳川氏の史学奨励は、大いに国史の研究を促し、水戸藩の編修にかかる大日本史を初めとし、保建大記・中興鑑言のごとき、ないしは日本外史・日本政記のごとき、国民をして国体の本義を反省せしむる幾多の著書世に現れ、ついに明治維新の機運を促進するに至った」

「以上の事実は、最も雄弁に史学の消長と国家の盛衰とが、常に相伴ひ来れることを物語る。そは歴史が国家を隆盛せしめるといふよりは、史学によって覚醒せられたる日本精神が興国の力となるのである。ただ正しき国史の研究のみが、吾らをして日本歴史の尊貴、日本民族の偉大、日本国体の尊厳を体得せしめ、よく一切の非常時に善処するを得せしめるであらう

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如何でしょうか?。私は最初にこの話を聞いた時には「なるほど」と思い、とても納得しました。中でも一番の印象に残った言葉は、

今日の日本を知らずして、明日の日本を察し難きがごとく、過去の日本を知らずしては、今日の日本を知るべくもない

でした。これはニーチェの言葉「汝自身を知れ」にも通じる考え方だと思います。

自国の歴史を正しく把握できているか否かということを判断するのは、主観の問題もあるので簡単にはできないかもしれませんが、一つ良い例題があります。

Q. 先の大戦、第二次世界大戦の日本の戦いを何と呼びますか?

答えは次のどちらかだと思います。
「太平洋戦争」 「大東亜戦争

そして、現在の日本人は「太平洋戦争」と答える人が割合でいえば多いと思います。その日本は今、正に「先行き不安」であり、経済的にも政治的にも混乱した状態であると思います。国がこのような状態にあるのは、大川周明氏の考えに沿えば「必然」ということになります。

我が国の正しき歴史を取り戻しましょう。




投稿者 zunichi : 2010年02月04日 00:47



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