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2010年03月02日

小林よしのり氏のゴー宣内での水島総氏批判は「捏造」や「デマ」であったのか?

Category:[ 考え事あれこれ ]

数日前に、この件について「小林よしのり氏著 ゴー宣 天皇論 -追撃編- 「陛下のご真意を無視できるか?」(SAPIO 3月10日号掲載)に対する水島総氏(日本文化チャンネル桜 代表)の批判について」(2010年2月23日投稿)、という記事をアップ致しました。この中では、私自身の意見や見解などは述べずに、先ず「事実」をしっかりと冷静に確認して頂きたく、主に水島総氏の発言をテキストに起こし、関連動画のリンクと共に情報として提供致しました。

そして、該当発言のあった日から一週間が経ち、この件に関して何らかの良い方向への変化があることを期待しました。しかしながら、状況は良い方向への変化はなく、平行線か寧ろ悪くなっていると感じました。

◆◆◆ 【水島総】言論の自由について ◆◆◆
2010年2月25日(木)放送分(動画:22分45秒)
http://www.youtube.com/watch?v=bjnKn086C2Y
桜プロジェクト木曜日

上記の動画を確認して頂ければ分かるとおり、やはり、小林よしのり氏のゴー宣内での批判を「捏造」であるとして、謝罪してもらいたいと仰られています。

前回の記事では、私自身の意見や見解は述べませんでしたが、今回は私自身の意見を述べたいと思います。ちなみに私は、長年のゴーマニズム宣言ファンであると共に、チャンネル桜を支援させて頂いておる者です。感情的なことを言わせて頂ければ、今回のようなことが起こるのは残念です。本題である、皇位継承問題の中身についての論争ならば大いに結構だと思いますが、そうではない部分での争いなので尚更です。

とにかく、このままでは、チャンネル桜の番組にて討論が行われたとしても、実りある議論にならないような気がしますので、私にできることをしてみたいと思います。

/-------------------------------------------------

「小林よしのり氏のゴー宣内での水島総氏批判は「捏造」や「デマ」であったのか?」ということについて、私の意見・見解を述べたいと思います。

先ず、結論から申し上げれば、

「小林よしのり氏のゴー宣内での水島総氏批判は「捏造」や「デマ」ではなく、的確な批判であった。」

というのが私の見解です。先ず、小林よしのり氏がゴー宣内にて水島総氏をどのように批判したのか、確認してみたいと思います。

****************************************
SAPIO 2010年3月10日号 ゴーマニズム宣言 天皇論 追撃編 「陛下のご真意を無視できるか?」 72ページより

(小林よしのり氏の発言として描かれている)
「だが、もしもわしの観測がまったくはずれていて、陛下、殿下が「男系絶対」というご意向ならば、わしは直ちにそれに従うとあらためて言っておく。」
「ところが男系絶対主義者の中には、こんなことを言っている者がいるのだ。」

(水島総氏の発言として描かれている)
「万々が一、天皇陛下が女系天皇でもいいとおっしゃったんなら、その時は私も従います。」
「しかし女系天皇を認めたら皇統断絶です!国体の破壊です!」
「それでも天皇陛下が皇統断絶、国体の破壊を選ぶというのなら仕方がないですけれども!」


(小林よしのり氏の発言として描かれている)
「何だこれは?天皇陛下を恫喝しているのか?」
「自分がとてつもなく不敬な発言をしていることに全く気づいていない!」
「女系天皇が皇統に属するか、もしくは皇統断絶になるのか、最終的にその判断を下す資格があるのは天皇陛下だけだ!」
「一介の草莽の臣が、何様のつもりで『天皇が女系を認めるなら仕方がないが、その判断は間違ってるからな!』などと言えるのだろうか?」
「天皇陛下よりも己の方が皇室の伝統についてはわかっていると主張するのか!?」
****************************************

以上のような内容の記述があり、この水島総氏の発言として書かれた発言が「捏造」或いは「デマ」であると水島総氏は主張されております。水島総氏の主張は次のようなものです。

●私はそういう言い方はしておりません。
●天皇陛下が「女系も認める」と仰られればそれに従う。不平不満なんて勿論、言う権利もない。良い悪いなんていうことを言いません。
●国体破壊などという言葉は全く言っておりません。


このように、水島総氏は主張されており、であるが故に小林よしのり氏は「捏造をした」「デマを言った」と仰られています。ただ、具体的には水島総氏のほうから、「どこがどうだから捏造だ」とか「ここがこうだからデマだ」というような説明はないので、水島総氏が「捏造」や「デマ」をどのように定義されて仰られてるのか、ということは分かりません。上記のような発言が番組内であったので、この点が水島総氏が「捏造」や「デマ」としている論拠であろうと判断しました。

では、次に小林よしのり氏がゴー宣内で批判された水島総氏の元々の発言を確認して、水島総氏の「捏造」や「デマ」であるという主張について検証したいと思います。

◆◆◆ 【水島総】「皇統の維持」の意味するところとは ◆◆◆ 
2009年12月3日(木)放送分(動画:14分14秒)
http://www.youtube.com/watch?v=2V1F4g7StoM
桜プロジェクト木曜日

※水島総氏の発言を部分的に抜粋。(発言の全て、或いは全文は動画をご覧頂くか、前回の記事(2010年2月23日投稿)をご覧下さい。)

<---------- ここから ---------->

・一つだけはっきり言わなきゃいけないのは、「皇室の存続」つまり「皇統の維持」というのを願うということはですね、私は「女系になる」というのは、もう、皇統で無くなる。ここのとこの理解が、もの凄く必要だっていうことです。

・「皇室の存続、皇統の維持」というのは、これは、女系に変わるということは、もう、皇統では無くなる。つまり、女系をやるということは皇室の存続、皇統の維持というものを願っていないということ、いう風に考えなきゃいけないってことです。

男系男子という2600年以上続いた、この、流れが途絶える、女系に変わるということは、皇統の断絶であります。つまり、女系がいいという人たちは、皇統の断絶を願ってる。これは、私たちの認識であります。

・こんなことは無いとは私は思いますけども、もし、今の今上陛下が愛子内親王殿下でもいいと、こういう形の女系でもいいと、もし、仰るならば私は従います。しかし、ここにおいて、2600年の皇統は断絶し、新たな皇室という、別のものの皇室が生まれるということでありまして、全く新しい時代が来るということでありまして、継承でも何でもない。ということを、はっきり、私たちは自覚しなければいけない。

・陛下の大御心で、そういうことをお決めになるなら、私はそれに従いたいと思います。何の文句もありません。陛下が、本当に直接、そういうことを国民に呼びかけられ、或いは、そういう勅語というか御言葉というか、こういうもので仰れば、私は従いますけれども、まあ、そういうことは無いと思いますけれども、そういうことだと思います。ただ、それも、日本の文化の精髄、国体がそこで、天皇陛下のお言葉によって断絶がされるということで、それは、私は従いたいと思いますけれども、そういうことはありえないと思います。

皇統を断絶するような行為、このことに関しては、非常に私たちは絶対に反対するということであります。皇統を断絶する行為であります。これは断言します。はっきり。女系というのは皇統断絶の行為であります。そこを間違えてはいけない。

・私たちはそれを自覚した上で、陛下がお決めになるなら認めます。つまり、皇統を断絶して新しい皇室を始める、こういう形の天皇陛下のお言葉だったら、それは私は認めますけども、これは男系と共に女系による継承、これを可能にするなどということは、皇統断絶行為でありまして、2600年の先祖の意思に背く、大変、私から言えば、はっきり言いますけども、反逆行為であると。はっきり思うわけであります。

<---------- ここまで ---------->

▲検証① 「私はそういう言い方はしておりません。」

水島総氏の仰られる「そういう言い方」というのが、「言葉の使いまわし」や「一言一句、正確に引用されていない」ということなのか、或いは「怒ったような顔で、語気を強めて発言しているように描写された」ことに対することなのかは分かりません。それら全てなのかもしれません。

では、どういう言い方であったのかというと、私が上記に示した言い方をされておりました。動画を確認すれば、もっと正確に把握して頂けるでしょう。

先ず、私が該当のゴー宣を読んでどう思ったのかといえば、特に違和感を感じることも無く、水島総氏の発言部分も「こんなようなことを仰っていたな。」と思いました。勿論、私は2009年12月3日の放送は当日か翌日あたりに見ていて、その時も、水島総氏の発言には全く納得できず、高森明勅氏を皇統断絶を目論む人であるかのように言ったり、「陛下が仰られれば従う」と言いながらも、「それは陛下が皇統断絶を選んだということである」という主旨の発言をされることに、多少の苛立ちも感じました。

ですから、私の主観的判断では「水島総氏はそういう言い方をされておりました。」と言わざるを得ません。

また、ゴー宣のみを読んでいる読者がどのように受け止めるかということに対する危惧を水島総氏が感じておられることが、2010年2月19日の番組内の発言から見て取れます。このことについても、私の判断では、動画などにて元発言を見たときのほうが、もっと印象が悪く受け止められる可能性が大いにあると思います。私は、ゴー宣で描かれたコマが実際よりも酷く、或いは悪く描かれてるとは思いません。

ただ、この判断はそれぞれの方がそれぞれの主観で感じることであり、一概には言えません。この件に関して言えば、「男系男子絶対」という考えをお持ちの方と「女系容認」という考えをお持ちの方では、その人物に対する思い入れというのも加わってきます。

これらのことを加味し、先ずは、水島総氏本人がゴー宣を読んで、どのように感じ、認識されたのかを具体的にされるべきであると同時に、何人かの第3者に、どのような感想を持たれるかということを聞いてみるべきだと思います。

▲検証② 「天皇陛下が『女系も認める』と仰られればそれに従う。不平不満なんて勿論、言う権利もない。良い悪いなんていうことを言いません。」

この件については、確かに水島総氏は「陛下が仰られればそれに従う」と言われております。しかし、不平不満や良い悪いという主旨の発言も同時に以下のように言われております。

・女系を選ぶことは皇統の断絶である
・継承でも何でもない
・天皇陛下のお言葉によって断絶されるということ
・反逆行為である


ただ、水島総氏はどうやら「陛下に対して言っていない」ということを主張されているようです。

小林よしのり氏が、ゴー宣の中で、
「何だこれは?天皇陛下を恫喝しているのか?」
「自分がとてつもなく不敬な発言をしていることに全く気づいていない!」

と書かれたことに対し、

・こういうですね、ありもしないことを、嘘をつく

と、水島総氏は2010年2月18日の番組で言われております。ただ、小林よしのり氏がゴー宣内に書かれた水島総氏の発言は、要約されたものであり(※1)、意図や主旨からしても的確なことが書かれており、事実無根と言えるような内容だとは思いません。水島総氏の元々の発言と比較してみれば、殆どの方は「ほぼその通り」と思われるのではないでしょうか。

「陛下に対して言っていない」「天皇陛下を恫喝してはいない」「自分は不敬な発言はしていない」というのが水島総氏の主張だと思われます。しかし、水島総氏がいくら「陛下に対して言っていない」と言われても、発言の内容からして「陛下を恫喝しているのと同義である」とみなされても全くおかしくありません。CS放送とはいえテレビメディアでの発言は、特定の誰かに対しての発言として括ることはできないし、公(おおやけ)での発言ですから誰に対してもあてはまるものだと思います。新聞や雑誌でも同様だと思います。

また、他の人に対しては「女系を選ぶのは皇統断絶だという自覚が必要です」「継承でもなんでもない」「反逆行為だ」と言われていて、陛下の前では「ははぁー、仰せの通りに」という態度をとられるというようなことを言われてますが、この発言にも首を傾げざるを得ません。「反逆」とまで言われるのであれば、陛下に対しても、恐れ多くもご進言なされるべきではないのでしょうか?。

(※1):2010年2月25日放送の番組内にて、小林よしのり氏に電話で問い合わせたところ、「発言は要約して書いた」という返答があったとの報告がありました。

▲検証③ 「国体破壊などという言葉は全く言っておりません。」

この点については、水島総氏の言われる通りで確かに「国体破壊」という言葉は言っておられません。

しかし、同様のことは何回も述べられているのに、このことに固執される理由が私には分かりません。「国体破壊」という言葉が禁句中の禁句であり、絶対に口にしてはならぬというように言い伝えられてきたかのような次元の言葉であるなら分かりますが、どうなのでしょうか?。

最初に、私は水島総氏は言っておられないと書きましたが、今回の論議の本筋ではない部分では2009年12月3日の放送の中で、

「中国、或いは朝鮮、こういう反日外国諸国の一番の希望は、日本の中心の国体を破壊すること」

という発言が後半のほうにあります。

◎結論 「小林よしのり氏のゴー宣内での水島総氏批判は「捏造」や「デマ」であったのか?」

勿論、これは私が最初に述べたとおり、「捏造」や「デマ」とは言えないというのが、私の意見であり見解です。水島総氏があのように憤慨し、感情的に何故なられているのか理解に苦しみます。漫画での描かれ方が気に入らなかったからでしょうか?。女系容認論者を敵と見なすが故でしょうか?。できれば、この件については、ご自分の主観だけではなく、他の方の意見や感想もお聞きになられた上で、改めて判断して頂きたいと思います。

-------------------------------------------------/

以上が、私の意見・見解です。正直申しまして、今週、行われる予定のチャンネル桜での討論がどうなるのか心配でなりません。実りある議論になることを願うばかりです。

また、一応お断りしておきますが、私は水島総氏を攻撃したいが為に、このようなことを書いているのではありません。これまで、2年ちょっとチャンネル桜を視聴してきて、今回のように水島総氏の言動に異議を感じたことも、申し上げたこともなく、今回が初めてです。小林よしのり氏も水島総氏も信頼できる方だと思っているので戸惑いもあります。しかし、今回の水島総氏による小林よしのり氏批判は「不毛」で「不適当」だと感じております。

ただ、今回の件によってチャンネル桜の支援を辞めるなどということは全く考えておりませんし、この先、代表である水島総氏が三回間違えをされようが五回間違いをされようが、支援していきたいと思っております。

以上になります。実りある議論が行われることを願っております。

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投稿者 zunichi : 2010年03月02日 23:08



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コメント

勿論小林氏の水島社長の要約表現は間違いじゃないと思いますが、陛下に対する恫喝だ!なんていうのは、以前の天皇を機関とは何事だ!と変わらない言論封殺で言い掛りです。
普通にドン引きしました。

6日の討論では、こんなくだらん事で時間を潰さないようにしてもらいたいです。本当に楽しみにしてますんで。

投稿者 ゴー宣、桜のファン : 2010年03月02日 23:30

初めてお便り差し上げます。割合重要な問題と思いますので我の考えを述べさせて頂きます。
水島社長における「デマ」は発言における分析は大体は仰られる通りかと思います。ただやはり言葉の遣い方の問題もあり、「天皇に対する恫喝」また売国奴、超不敬の小沢発言などと水島社長の論を同列になす小林氏の表現は納得できません。水島社長は「あり得ないとは思いますけれども」と言うスタンスで仮定の論を述べられたのであり、それを極悪小沢発言などと対比するなどもっての外です。
正直な所、確かに今回の水島社長の言い訳は少し方向性が違い、あまり釈明になっていいない様に感じられます。
そして我は天皇陛下であろうとも間違っていると言う事においては意見を述べてもよい、また恐れ多い事ながら(ある程度の覚悟を以て)諫言してもよいと考えています。水島社長もその様なスタンスを以て反論するべきであったかと思います。ただ今回の水島社長発言は今上陛下の御発言、詔を受けての諫言ではなく、万が一のイフに対する自己の思いの発言に過ぎず、覚悟云々以前のものだと判定します。
にも関わらず、前述した様に小沢などと譬える強引な誹謗を小林氏がしているので水島社長もそれについ対応してしてしまったと解釈出来ます。
その意味で議論としては(双方の論の不備は)どっちもどっちと思いますが、結論的には今回の事は総合的な立場においては水島社長を強く支持します。総合的にとは別の小林氏の発言部分も計算に入れてと言うことであり、小林氏の最近の発言は極めて宜しくない。水島社長が少し激高して少し胡乱な発言をしたのは(恋闕の読みを間違えられた事も含めて)大目にみる事として、水島社長の立場が大体は正統と感じられた事でした。

投稿者 龍宮齋 : 2010年03月05日 10:16

●少し文章を校正しましたので宜しくお願い申し上げます。

初めてお便り差し上げます。割合重要な問題と思いますので我の考えを述べさせて頂きます。
水島社長における「デマ」発言における分析は大体は仰られる通りかと思います。ただやはり言葉の遣い方の問題もあり、「天皇に対する恫喝」また売国奴、超不敬の小沢発言などと水島社長の論を同列になす小林氏の表現は納得できません。水島社長は「あり得ないとは思いますけれども」と言うスタンスの元に仮定の論を述べられたのであり、それを極悪小沢発言などと対比する事などもっての外です。
正直な所、確かに今回の水島社長の言い訳は少し方向性が違い、あまり釈明になっていいない様に感じられます。
そして我は天皇陛下であろうとも間違っていると言う事においては意見を述べてもよい、また恐れ多い事ながら(ある程度の覚悟を以て)諫言してもよいと考えています。水島社長もその様なスタンスを以て反論するべきであったかと思います。ただ今回の水島社長発言は今上陛下の御発言、詔を受けての諫言ではなく、万が一のイフに対する自己の思いの発言に過ぎず、覚悟云々以前のものだと判定します。
にも関わらず、前述した様に小沢などと譬える強引な誹謗を小林氏がしているので水島社長もそれについ対応してしてしまったと解釈出来ます。
その意味で議論としては(双方の論の不備は)どっちもどっちと思いますが、結論的には今回の事は総合的な立場においては水島社長を強く支持します。総合的に、とは別の小林氏の発言部分も計算に入れてと言うことであり、小林氏の最近の発言は極めて宜しくない。水島社長が少し激高して胡乱な発言をしてしまったのは(恋闕の読みを間違えられた事も含めて)大目にみる事として、水島社長の立場、そして今回の発言は大体は正当と感じられた事でした。

投稿者 龍宮齋 : 2010年03月05日 10:24

>ゴー宣、桜のファンさん

コメント頂き有難う御座います。

某所と同じ返答になりますが、水島総氏の発言が「忠告」であって、それを「恫喝」というのはおかしい!と言われるなら、論理は通っていますが、「恫喝だ!なんて言ったら何も話せません」というのは、最初は誰に対して言われているのか理解できませんでした。

水島総氏が恫喝しているかのような発言をされたので、小林よしのり氏は
「何だこれは?天皇陛下を恫喝しているのか?」
と書かれただけだと思います。忠告ととれるものなら忠告として違ったセリフになっていたと思いますよ。

討論では有意義な議論になるといいですね。

投稿者 zunichi : 2010年03月05日 17:53

>龍宮斎さん

コメント頂き有難う御座います。

私が今回、論点としたのは、あくまで「小林よしのり氏のゴー宣内での水島総氏批判は「捏造」や「デマ」であったのか?」ということですので、その点については異論はないが、「小林よしのり氏の水島総氏の批判の仕方・描き方には納得できない」というのが龍宮斎さんのご意見であると解釈致しました。

その点についての私の見解ですが、確かに私も小沢と水島総氏を同列に見ているわけではないし(見れるわけありませんが)、小林よしのり氏も心からそう思っているわけではないでしょう。推測ですが、小林よしのり氏は、水島総氏がチャンネル桜の番組内で小沢を痛烈に批判していることを承知した上で、水島総氏の言動を批判するにあたり、引き合いに出したのだと思います。誰かの悪行を指摘する時に、「お前のやっていることは詐欺師と一緒だ!」みたいな例え話をすることは多々あるかと思いますが、そういう表現手法を用いたのだと思うのです。

ただ、その程度が「適切・適当」であったかどうかというところで評価も割れてくるかと思います。龍宮斎さんのように、酷すぎると思われる方も結構多くいらっしゃると思います。確かに厳しい表現だったと思いますが、小林よしのり氏もそれは自覚されてるようで、該当、ゴー宣の最後のほうに、以下のような文があります。

「手厳しく言ったが、無意味なメンツは捨てて陛下のご真意を実現する世論を作ろう!」

また、私はゴー宣を初巻から読んでいるファンであり、ファン歴15年ほどになります。ですから、ゴー宣の表現方法に慣れてしまっている部分もあるかと思いますが(笑)、特に今回のゴー宣が厳しすぎるとかいうことは感じませんでした。いつもどおりのゴー宣でした。

私は30代前半ですが、今回の水島総氏のゴー宣批判を見ていて、ゴー宣、或いは漫画の読み方・捉え方・解釈の仕方というものの違いを感じました。これは、個人差なのか世代差なのか分かりませんが、文章のみではないだけに、良くも悪くも感情的なものがかきたてられ易いのかもしれません。

龍宮斎さんのサイトを少し覗かせて頂きました。チャンネル桜の番組を批評されているようで、非常に良いことだと思いますし、ご意見にも頷けるところ多々ありました。私も支援者として、チャンネル桜の支援者・視聴者を増やしていく為にも番組の質向上は必要だと思いますし、評価や感想などを届けるということを考えていました。また、龍宮斎さんのご意見も拝見させて頂きます。よろしくお願いします。

投稿者 zunichi : 2010年03月06日 00:43

●黒白
早速の返信真にありがとうございました。
我はこの問題はかなり重要な事と思いますので今一度論じさせて頂く事をお許しください。
「酷すぎる」「厳しすぎる」と言うような感性的な判定ではなく、実際的に「捏造、デマであったかどうか」を今一度考えたいと思います。
確かにこれは中々に黒白の付ける事の難しい微妙な問題です。今一度両者の言い分を読み直してみました。
zunichi 様の結論は「必ずしも捏造、デマではない」と言うことであったと思います。
確かに水島社長は大体は小林本と記述の言葉と大体は同意の事を述べています。
「国体の断絶」も大体は「国体の破壊」と言うのと確かに意味は殆ど同じであります。
ただ、我が第一に不審に思ったのは、水島社長の元論説を聴いた時点において、小林氏の言う様な恫喝や不敬と言う様な感を、少なくとも我は持ちませんでした。水島社長は臣下の分を何とか弁えたそれなりに立派な態度であったかと思います。
勿論これも人の感性であり、別な風に感じられた方もいるかも知れませんし、実際小林氏は「恫喝」「不敬」と感じられたので書いたと言う事であろうとは思います。
自己の感性を述べる事は良いのですが、「捏造」は宜しくありません。確かに小林氏の要約は大体の意味はなぞっていると思いますが、やはり言葉のニュアンスの違う部分があります。「仕方がないですけれども」とは言っていないし、また「(陛下の勅裁は)間違っているからな」とも決して言ってはおりません。
逆に「何の文句もない」と言っています。
勿論「女系にならば皇統の断絶」「国体の断絶」とは言っています。ただこれはこれで事実であると我は思いますが、「女系天皇でも良い」と言う陛下からの勅裁は必ずしも間違っているわけではなく、これはいわば当たり前の事である可能性が強いからです。
なんとならば日本の皇統が断絶し、国体の大きな柱の一本が砕けちるのは、陛下が「女系天皇容認」をなしたからでは必ずしもないと思われるからであります。
つまり、陛下がその様な勅裁を下される時と言うのはこれは真に極限的な状態であり、何とも男系天皇にて皇統を繋いでいけないと言う最後の最後の切羽詰まった状態であるはずであり、その様な皇室継承の最大の危機的状況において「女系天皇容認」をなし、儀式を通じて女系であっても皇統の理念と神器を伝えて日本の元首の席を繋いで行く事をお考えになる事は皇室の長として当然であります。
かくなる事態に至った時には臣下としては男系にて継承していける環境を整える事の出来なかった自己のふがいなさを恥ながらも、陛下の勅裁をその儘頂き、新しい皇室として陛下の意を護って行く道をとるのは当然の事であり、これは天皇家に限らぬ日本の伝統であると存じます。
日本の各家でも直系男子が家督を継いでゆく事が望ましいが、何ともそれが不可となったとき、娘に先ずは継がす法、そしてまたそれに婿取りをなして家督を継承させて行く事、その様な選択をなすことは当然であり、実際多く行われて来たことです。その場合でもその婿はなるべく血脈の近い親戚筋から探す事をなすのは、特に武家の社会では一般的です。
この様に書くと「女系容認論」にも繋がりますし、確かにこれは日本の伝統の一つの形ではあります。しかしながら必ずしもベストと言う事ではなく、特に天皇家は2000年以上も万世一系を少なくとも今の今まで護ってきたのであり、それを何とか護持したいと願うのは当然の事であります。

この問題はまた別問題として、とにかく「デマ、捏造であったか」と言う事に戻ると、少なくとも水島社長は「間違っているからな」とは言っていない。この言葉は何か次に「とんでもないぞ、だから云々」と言うような脅しのワードが続きそうな謂であるが、その様な事は実際水島社長はいってはおらず、逆に「何の文句もなく従う」といっている。となるとこれは我は天皇を「恫喝」しているとは考え難いと思います。実際我はその様には全く感じませんでした。
この部分は確かに小林氏のデマ、捏造と言えると思います。つまりいってもいない言葉を言ったと捏造し、恫喝したとデマを飛ばした事になると思います。
恫喝と言う事はつまり「脅した」と言うことですが、この点に當るかも知れないと思えるのは「けれども」「皇室の断絶」「国体の断絶」と言うようなワードです。確かに水島社長は「けれども」を何度か繰り返しており、無理に難癖を付けるならばそれが「脅し」と言う事に出来ないでもありません。
ただこれは冷静に事実関係を述べたのみと言う判定も出来ますし、我は事実そう感じたわけであり、「恫喝」でも「不敬」でもないと思います。
すべて「万が一」と言う超仮定の元に水島社長は自己の覚悟と臣下の道を述べたのであり、小林氏の批判は「捏造」による難癖と判定出来ます。

そしてまたいま一つの「仕方がないですけれども」と言うワードも水島社長は発しておりません。ただ「けれども」「けれども」を比較的多く繰り返しており、それを小林氏が一語に要約したと言う事かと思います。
しかしこの部分も前述した様に陛下が「女系容認」の勅裁を下した事により「男系」が途絶えたのではなく、その様な勅裁が下されるのは恐らくかなり極限的な状態であり、陛下の勅裁によって、結果として「仕方がない」と言う事態になったのでは必ずしもない事は注意しなければなりません。よって「仕方がない」と言うワードは「けれども」の繰り返しの要約ワードとして必ずしも適当でないと我は判定します。
この二つのワード「仕方がないですけれども」「間違っているからな」は我は「捏造」と思い、そしてそこから抽出した「恫喝」と言う批判は「デマ」と考えます。

「デマ、捏造であったか否や」と言う問題提起に対して我の考えを述べさせて頂きました。しかし他の人の判定は判定として耳を傾ける事には決して藪蚊さではありません。色々討論する事も良いことかと思いますし、それは小林氏と水島社長も同じあり、ちゃんとした討議の果てに間違いない正しい道筋を明らかにされる事を望む者であります。

投稿者 龍宮齋 : 2010年03月06日 13:22

●お詫びと訂正
真に申し訳ありませんが、「デマ、捏造であったか」と言う論に対して我の考えを述べましたが、このおり、「今一度両者の論を読み直して」と言う立場で書いてしまいましたが、小林氏の記述を読み、そして水島社長の放送を見直して書いたものです。小林氏の記事は活字なのでともかくとて、放送はどうしても記憶になってしまい胡乱な所がでてしまいます。この点を避ける為に zunichi 様がちゃんと文字起しをなされていたと言う事。この点を少し忘却してしまいました。全く我の不覚でした。お許しください。
改めて文字起ししたものを読み直し、我の考えは浅いと思いなおしました。確かに「間違っている」と言うような謂に繋がる様な言葉を発しています。
この点また改めて再びちゃんと読み直し今一度考え直したいと思いますが、先ずは前回論が胡乱であったことを認め、お詫びしたいと思います。
ただ我の思いで変わらないのは「水島社長の元論説を聴いた時点において、小林氏の言う様な恫喝や不敬と言う様な感を特に感じなかった」と言う事であり、この点は変わりません。この点は見解の相違となりますが、しかし厳密な事実としては我に胡乱な部分があったと言う事を認め、訂正した上でお詫びいたします。真に申し訳ありませんでした。

投稿者 龍宮齋 : 2010年03月07日 09:33

>龍宮斎さん

ご丁寧なコメント有難う御座います。龍宮斎さんのご意見は非常に参考になりますし、決して悪感情を抱くようなものではありませんので、その点はご安心下さい。

人が「事実」というものを認識する時には、その人その人の「価値観」というものを必ず通すことになると思います。ロボットではなく、人間である以上それは不可避です。「感じた」と言った時には既に、それぞれの価値観を通った後であり、だからこそ感じ方に違いがあるのだと思います。

龍宮斎さんが「このように感じた」と仰られている点について、私がどのように感じたのかということを返信としてコメントさせて頂きます。


>>2010年03月06日 13:22のコメントより
・水島社長は臣下の分を何とか弁えたそれなりに立派な態度であったかと思います。
・逆に「何の文句もない」と言っています。

以上の点については、私はこのように感じました。まず、「皇統の断絶云々」の発言が出てくる弁は、前日の高森明勅氏の「高森アイズ」への反論のようなものですが、私は水島総氏が非常に感情的になられていると感じました。感情的で強い口調であり、怒りを感じました。私が視聴している2年弱の間で、これほど感情的になっている水島総氏を見たことがないと思いました。堂々とはされていたと思いますが、同時に怒りによる震えも感じられ「立派な態度」ではなく、「怖いな」という感覚と「何故そこまで?」という戸惑いを覚えました。

「何の文句もない」と確かに仰られていましたが、口調や表情などからは、潔さや覚悟ではなく、「苦々しさ」や「未練がましさ」が感じられ、言葉通りに「何の文句もない」とはとても思えない、というように私は感じました。

水島総氏が発言の中で仰られているように、女系容認者を「反逆」と捉え、正に「敵」であるかのように弁をふるわれていたように感じました。テキスト起こしをしながら、繰り返し何度も見た上でもやはりその感覚に変わりはありません。

私自身が「怖いな」という感覚、ある種の「怯え」のようなものを感じただけに、小林よしのり氏が「恫喝」と表現されても、そのことに違和感は感じませんでした。

龍宮斎さんは、古武術をやられているとのことですので、きっと精神的にも強い方なのであろうと推測します。ちょっとした口調や表情などに動じることはなく、そういった点が、私と龍宮斎さんとの感じ方の違いの要因の一つではないかと思いました。

私はどちらかというと「臆病」なほうなので、余計にということもあるかもしれません。

小林よしのり氏も感情的になったのだとは思いますが、以上のような理由から、やはり「的は得ていた」というのが私の見解です。

投稿者 zunichi : 2010年03月08日 00:15

こちらにもコメントをしようと思います。
検証の3ですが、水島氏は「女系容認は皇統断絶」とはっきりと主張した後に「現実的には社民党や共産党、或いは民主党のいわゆる社会党系の人々の、に、基本的には中国、或いは朝鮮、こういう反日外国諸国の一番の希望は、日本の中心的な国体を破壊すること。その、残念ながら、お先棒を担いでしまう、そういうことになりかねない」と言っているわけですから「皇統断絶は国体破壊!」と直線的に繋がると思います。
その点で小林氏の要約はまったく問題がないと感じました。
そもそも自信満々にしていた主張を自信満々に否定しているからよくわからないのですが。
If・・・の話として「皇統が断絶した後にも続く国体とは何か?」について、そもそも「国体とは何か?」について水島氏が考えているとは到底思えないですね。

投稿者 えいじ : 2010年03月24日 21:15

>えいじさん

コメント頂き有難う御座います。
えいじさんのご指摘どおり、私も意訳としても全く問題がないと思います。

「国体や皇統」にしろ、「捏造やデマ」にしろ、その定義や認識が水島総氏としてはどうのように考えておられるのかをしっかりとご説明頂いた上で「だからこう思う」と言って頂かないと、抽象的な話ばかりで「なるほど」と思える部分が殆ど無いのです。

ですから、えいじさんが言われるように「考えていると思えない」ととられても仕方ない発言になってしまっていると思いますね。

投稿者 zunichi : 2010年03月27日 15:54



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